『家族の健康づくりとカルシウム料理』
～ノルウェー王国大使館で、焼きたてのししゃもで温まるひと時～
と題されたセミナーに参加させてもらいました。
ノルウェー産ししゃもは、品質が良いということで乱獲され、
それが元で数が減り、2003年より禁漁となっていましたが、今年より漁が再開されました。
ご挨拶された アルネ・ウォルター ノルウェー王国大使と（左）、
ハンス・ペター・ネス ノルウェー水産物輸出審議会 日本事務所代表（右）。
大使は、居酒屋へ出掛けて、ししゃもを日本流で楽しんだり、
大使館でのパーティでもししゃもを出して、ししゃもを交流の話題にしているそうです。
ノルウェー産のししゃもは、
・卵の量
・大きさ
・脂ののり
３つのバランスが良く、高品質なししゃもということで オススメしていただきました。
・
カルシウム摂取と健康
もの心ついた時から 『カルシウム摂りなさい』 と言われてきたような気がしますが、
『骨を丈夫にする』 という意味がよく分からず、今、特に生活に支障がなければ、自分の骨は十分と思っていました。
セミナーでは、カルシウム不足による怖さや効率的なカルシウムの摂取の仕方などを教えていただきました。
教えていただいたのは、
左より 上西 一弘氏 女子栄養大学 栄養生理学研究室 教授
管理栄養士 博士（栄養学）
竹内 冨貴子氏 ダイエット・クリエイター 管理栄養士
まずは、上西氏よりカルシウムの大切さを教えていただきました。
カルシウムは骨だけではなく、体を維持する為に重要な役割をしていることを教えてもらい、
怖い 『骨粗鬆症』 についての写真も見せてもらいました。
最近、母が 『年をとったら背が縮んだ』 ということを よく言うようになったんですが、
もしかしたら、 『背骨の圧迫骨折』 かもしれないと思わせる写真も見せていただきました。
両親は、毎日牛乳一本とヨーグルトを一つは必ず食べているのですが、それ以外の食物から摂取するカルシウムが足りないのかもしれません。
特に女性は閉経後は骨密度が減るのが早いということで、骨粗鬆症は、特に女性が気をつけなければいけないようです。
カルシウムが普段の食事で足りているかを調べるチェック表と判定
私の食生活では、少し足りないようです。
次に、竹内 冨貴子氏よりカルシウムの上手な摂取の仕方を教えていただきました。
カルシウムは、骨の中で貯めておくことができるそうで、カルシウムの吸収の良い若い時期に、効率の良い摂取の仕方でカルシウムを多く摂取し骨密度を高めておけば、老後に骨密度が減少する時期にきても、骨粗鬆症になってしまうレベルは防げるというので、若い時期に充分なカルシウムを摂取しておくことが重要だそうです。
成長期に効率良くカルシウムを摂取するための食べ物のの組み合わせ
骨粗鬆症予防の為の効率の良いカルシウムの摂り方
カルシウムの部分は、カロリーが低く カルシウムが多い 『ししゃも』 が オススメだそうです。
今回、教えていただいた 『カルシウムが効率的に摂取できる料理』 がコチラです。
上より
・焼きししゃも
・ししゃもの薬味ソースかけ
・ししゃものトマトチーズ焼き
レシピもお聞きしましたので、ご紹介します。
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ししゃものトマトチーズ焼き 【材料】 ・ノルウェーししゃも・・・12尾 ・トマト・・・１個 ・塩・・・少々 ・こしょう・・・少々 ・バジル・・・3～4枚 ・ミックスチーズ・・・40g ・オリーブ油・・・大さじ１ 【作り方】 （エネルギー 178kcal たんぱく質 12.1g 塩分 1.3g） |
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ししゃもの薬味ソースかけ 【材料】 ・ノルウェーししゃも・・・12尾 ・にんにく・・・1/2かけ ・生姜・・・１かけ ・万能ねぎ・・・4～5本 Ａ しょうゆ・・・大さじ１ 酢・・・大さじ1/2 砂糖・・・少々 ・サラダ油・・・大さじ2/3 【作り方】 （エネルギー 133kcal たんぱく質 9.9g 塩分 1.6g） |
ししゃもはフライパンで焼いた方が美味しく焼けるという思ってもみないコツを教えていただいたんですが、
ししゃもの卵が爆発することがあるので、気をつけてくださいとのことでした。
私は、『ししゃものトマトチーズ焼き』が気に入りました。
ししゃもが淡泊なので、チーズにも合いますし、ピザのような感じです。
子供たちにも喜んでもらえそうな料理です。
カルシウムの効率の良い摂取は、このような料理をしなくても、食べ合わせでも良いそうです。
会場には、コブサラダも用意されていて、
冷たくシャキッと美味しいサラダでした。
コブサラダと、焼いただけのししゃもの組み合わせでも、効率良く充分カルシウムを摂れるそうです。
今回教えていただいたカルシウムについてのお話を生活に生かし、自分の老後の骨密度や家族の健康のために、
美味しくししゃもをいただきたいと思います。
